by gones~ロジャー・フェデラーの言葉

"by gones" = 「前向きに!」 テニスプレーヤー、ロジャー・フェデラー語録。完全なるファン目線です。

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really excited to come back~ 2016.9.5 ATPインタビュー その3

今月初めにアップされたATPのインタビューシリーズ、前回は、フェデラーさん、スイスのお山でのどかに絵文字狩り、の巻きでしたが、 

今回はもう少しマジメなお話です。(え) 

 

 全6回に分けられた動画のうち、Part2からの抜粋、1:45から最後まで。質問部分はこの動画にはないので、ここから↓

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ツアーに出られないのはとても残念でしょうが、一方では家族や友人と過ごせるいい機会ですよね。その二つの状況のバランスは?コートから少し離れるということが、不幸中の幸いであったりもするのですか?

 

Life has been busy the last 15 years especially since we've had kids obviously it's been tough. There's always something going on. There's never really quiet moments. Of course you dictate your schedule, but I never complain. I love it this way. I love it when it's busy. I love it when it's tough, but at the same time now that it's more quiet. I mean of course I love it. I feel like I'm taking a lot of energy from it. Stepping away from it has always been crucial and key for me. Stepping away from the craziness that I go through on a daily basis, doing media, fans, signing autographs or pictures, getting recognized, tournaments, transport back and forth, all these things, not only when you're going to play, all these things and matches, it's just a lot going on. So for me it was always really important to step away from the game from time to time. If it's in the mountains here in Switzerland or we're going vacations somewhere or when I was training in Dubai was always nice and peaceful. So for me now I get extra time from all of that, so I think when I do come back, I think I'm going to be really really excited to come back.

And it's really the first time I'm really fighting a bigger injury. So I think maybe now for the first time I'm really aware what it means to be healthy and happy to be on a court again. I could never probably quite understand what people really injured were going through. You’re just happy to get on the court. You're just happy to be healthy again and almost don't care about the results. That's what happened to me this year in some moments. I'm looking forward, I mean that's the goal as well that I'm going to be happy playing again, but then of course I hope that very quickly I'm going to be so strong and actually have the goals again of hopefully beating the best and winning titles again.

 

この15年、毎日とても忙しかったよ。特に子どもを持ってからは、言うまでもなく大変だった。常に何かが起こっているし、静かになることがない。でもスケジュールだって自分で決められるし、不満はないんだ。そんな風に忙しくて大変な状況を楽しんでいる。とは言え、それと同じくらい、今のこの穏やかな毎日も、もちろんすばらしいよ。たくさんの活力を得られている気がするんだ。めまぐるしい日々から離れることを、常にとても大事にしてきた。例えば、メディアやファンへの対応、サインをして写真を撮って、人々に注目されて、大会に出場して、行ったり来たり移動をして・・・という毎日。実際にプレーをするだけじゃなく、試合のことやら何やらそれ以外も、本当にたくさんのことがある。だから、ツアー生活から折に触れて離れることが、とても大切なんだ。スイスの山の中でもいいし、どこか休暇に出かけてもいい、またはドバイでのトレーニングでもいい、そういう静かで心地いいところにね。今はそのどれに対しても、たっぷり時間をかけてできる。だからツアーに復帰するころには、心から戻ることが楽しみになっていると思うよ。

僕は今回初めて、大きな怪我と対峙している。元気にコートに立てるのがどれだけ幸せか、初めて本当に理解したのかもしれない。今までは怪我をした選手たちがどういう経験をしてきたか、完全にはわかっていなかったと思う。ただコートに立てるだけで、健康な体になれただけで嬉しくて、試合の結果はほとんど二の次、今年そういうことを何度か経験したよ。またプレーできる幸せを感じたいし、それが当面の目標でもある。でももちろんそこからは、強くなってベストプレーヤーたちを倒し、タイトルを獲ることを実際に目指していきたい。すぐにまたそうなれるよう、願っているよ。

 

毎日すごく忙しくて大変と言いつつも、love it this wayだと、必ずその状態も愛すべき楽しい日々だと付け加えるのがロジャーです。既にたくさん成し遂げて記録も作って、なぜモチベーションが続くのかと、しばしば聞かれていますが、なぜやるのって、だから単純にテニスをするのが楽しいからだよ、と以前も答えてますね。(ほとんど、「何がギモンなの?愚問だな」とでも言いたげに、笑)

2014年に欠けているピース(まだ獲っていないタイトル)のひとつと言われたデ杯を獲ったあとも、テニスが面白すぎて辞めるなんて無理、というようなことを。でもここで最後にも言っているとおり、結局のところ勝つことも込みで楽しいのだと思われます。コート上で吠える、あの高揚感。復帰したい、だけにとどまらず、その気持ちを口に出してくれて、嬉しかったです。

 

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さてさて、山で絵文字狩り→目下ミルカと2人きりでバカンス中→10月からトレーニング、と順調にこなしておられます。ここで話しているとおり、それぞれたっぷり時間を取れているようで、何よりです。ここらでいったん休んでいいよ、とテニスの神様が言ってくれたのかもしれません・・・。

ちなみに、今回のインタビュー部分、PCならまだしも、スマホで見るには長いかなと思いつつ、そのまま載せました。もうそろそろお分かりのとおり、ひとつの質問に対して何倍もの長さで切れ目なくにこやかに返しはりますので(笑)今回はその真骨頂、ということで(え)だってこれでも6回に分けた動画をさらに3つに分けたひとつですから、みなさん今後のために慣れてくださいね(えーー)

I love being in Switzerland~ 2016.9.5 ATPインタビュー その2

前回から、全米オープンや今の怪我のリハビリの状況について話したATPのインタビューを抜粋しています。その1はこちら。 

今回は、テニスお休み中であるロジャーの、現在の生活についてです。ツアーの忙しさから離れ、スイスの美しい山々に囲まれて穏やかな生活を十分に楽しんでいます。

 

 全6回に分けられた動画のうち、Part2からの抜粋、0:55から1:44頃まで。質問部分はこの動画にはないので、ここから↓

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スイスの山々の中で、1日をどんなふうに過ごしているのですか?

 

I love being in Switzerland. It's the year definitely I spend most of the time in Switzerland than any other year in the last 15 years, so it's actually I'm really taking...making the most of it, going on the hikes, spending obviously the time with family. Friends coming over to stay at our place. Yeah, so the typical day at the moment looks like a workout probably half of the day and do my rehab and treatment, and the rest of the day I'm out doing stuff with the kids and spending time with my wife and with my friends. It's pretty simple actually. I'm working like half days. It's different, unusual. I can dictate when I train as well with my team, but we’ve got to great schedule ahead also next few weeks and months, but I really really enjoy my time at the mountains. It's so beautiful here and can't get enough of it.

 

スイスにいることはとても楽しい。この15年で、今年ほどスイスで過ごす時間が多い年はなかったから、実際満喫しているんだ。ハイキングに行ったり、もちろん家族と一緒に過ごしたり、友人たちがうちに遊びにきてくれたりね。だから今のところの1日の流れはというと、半日はトレーニングやリハビリ、トリートメントに充てて、残りは子どもたちと出かけて何かしらするとか、ミルカ(妻)や友人たちと過ごすとかだね。とてもシンプルなものだよ。半日労働という感じかな、今までの日常とは違うよ。僕はチームとのトレーニングのときも自分でどうするか決められるし、これからの数週間、数か月はまた申し分ないスケジュールが待っているに違いない。とはいえ、今はこの山々での生活を最大限楽しんでいるんだ。ここは本当に美しいし、いくらいても飽きることがないよね。

 

最近では、職業:登山家と称されることも少なくないロジャー・フェデラーさんですが(笑)

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(以上の写真はロジャーのFB、Twitterより)

満喫とはまさにこのこと。たまに山で絵文字ハンターにもなります。 

絵文字ハンターさん、それをファンとの交流のきっかけにするわけです。僕はこんな絵文字を山で見つけたけどみんなは?という具合に投げかけると、すぐさま世界中のファンから反応があり、それにまた「いいね」で応える。いやいや毎日半休生活とはいえ忙しいですぜ(誰) 

 

 (以上はめでたくロジャーからいいねをもらったファンのツイートの一部)

 

いやしかし、なんでしょうね、こののどかなインタビューシリーズは。白熱した全米オープンの裏で、登山家生活をそこそこの尺でお送りしているという・・・(笑)これも一つ聞いたらたくさんの答えが詳細に返ってくるロジャーならでは。こうして少しずつインタビューを抜粋していると、切り取る場所によっては、ジュニア時代から出続けているグランドスラムを欠場せざるを得なかった今の寂しい状況を、一瞬忘れそうになるのでした。

I'm on the right track ~ 2016.9.5 ATPインタビュー その1

今回からは9月初旬にATPがアップしたインタビューを抜粋していきます。この時は、全米オープン真っ只中、4大大会の中で、観客動員も賞金額も最大、センターコートのアーサー・アッシュスタジアムは2万3千人以上を収容し、今年からそのアーサー・アッシュにはこれまた多額の費用をかけて真新しい屋根が完成、観客の盛り上がりもひときわ騒がしく、どこをとっても派手な、とてもアメリカ的なイメージがある全米です。しかし今年、その巨大なスタジアムで観客の歓声を受けるロジャーの姿はありません。膝の怪我の影響で、ウィンブルドン以降、今年のすべての試合の欠場を発表してから約2か月、全米のこの派手さもあいまって、尚更ロジャーロスを実感することになった多くのファンの気持ちを察したのか、ATPさんがスイスまで取材に行ってくれました。ぐっじょぶ。しかしこののどかなスイスのお山の風景とのギャップたるや・・・。 

 

 ATPは6回に分けて動画をアップ。そのPart2からの抜粋、最初から0:54頃まで。質問部分はこの動画にはないので、ここから↓

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リハビリはどうですか?体はいまどんな状態ですか?

 

I'm doing better and better I think I'm on the right track I've had no setbacks yet I hope I'm going to stay this way so it's been good last 6 weeks, more on the quiet side obviously because I have time now to rehab, to... I know I will have time later on to train really hard, so important was to give the knee a little bit of break and at the same time just strengthen what I could, the core and the leg and I think we've had good progress so now we're slowly moving into the next phase where I'm going to start doing fitness and then also tennis slowly and more and more which I am obviously looking forward to.

 

だんだんと良くなっているよ。正しい方向に向かっていると思うし、怪我の悪化も今のところはないから、このままの状態をキープしたいね。この6週間はうまく過ごせたよ、言うまでもなく、穏やかな生活だった。今はリハビリ期間だからね。これから激しいトレーニングをする時期が来るのはわかっている、だから膝を少し休ませることが大切なんだ。と同時に、体幹や脚など、強化できるところはしている。経過は順調だから、そろそろ次の段階に進むつもりだよ。フィットネスのトレーニングと、少しずつテニスも始めて行って、さらにその先へ、とね。もちろん、そのプロセスをとても楽しみにしている。

 

「楽しみにしている」と結ぶのがロジャーらしいところです。だんだんトレーニングは厳しくなっていくにもかかわらず、順調であることと、計画どおり進めることをポジティブに捉え、何よりテニスをまたできるのが、楽しみなんでしょうね。と同時に、不安材料があったとしてもそれを言うことはないと思うので、ファンは順調と言われても、全く問題なしなのか心配してしまうのですが、とりあえずはこれを聞いて少しほっとしました。

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Emojierer, Federer、からの、関西弁ロジャー

突然ですが、ロジャーは絵文字使いが秀逸です。例えば、

「タイトルを獲って嬉しい??」

という具合に語尾に入れるのはフツーですが、全部絵文字で文章を書きます。今年2月に膝の手術後、3月にマイアミオープンで復帰を発表した時も全部絵文字だったので、

 

 

日本の報道ではこんな見出しが。

フェデラー、絵文字で復帰発表」

若干アホっぽく思われるんじゃないか?と不安になったりもしました?

 

これはまだ短い方で、手術をしたことを発表した後、怪我の原因などさまざまな憶測記事が飛び交い始めたころ、満を持して、絵文字で本人から説明がありました。

 

 

当時、この絵文字ツイートを文字に起こして楽しかったことを思い出したので、今日はそれを紹介します。一応これも、「ロジャー・フェデラーの言葉」ですよね。

英訳と、なぜかノリで関西弁訳をしました。関西弁にしたのはなぜだろうか・・・たぶん、やさしい感じが出るからだと思います。ちなみに、私は関西で生活したことはないので(え)テレビから学んだ似非関西弁です。

*基本情報:ロジャーは全豪オープンの準決勝(SF)で敗退後に発症し、手術に至りました。

 

English Version

Tennis in beautiful Australia, a heartbreaking loss but thanks for everything and love Australia as always. Then some funny feeling while sleeping, turned out to be "ouch" the next morning. Fly back to snowy home, Switzerland, take the CT scan, and OMG I do have a surgery. Things going on in my head... "what now?", "Pleeease", "I can't..." but again dream of trophy and my game, feel better, I'm all OK now.

 

関西弁バージョン

いやぁ、SFはキツかったけどもやな、やっぱオーストラリアええわぁ、まず天気がええし、みんなありがとうやわ。そいでな、一瞬膝が変な感じした気ぃしてんけど、まあまあええわで寝てたんや、んなら朝起きたら、うーわ、何これ、めっちゃ痛い。痛すぎて声出てもうたわ。まあまずスイス帰るわな、こっちは雪降ってたけどな。ほいで病院でスキャンしたら、うっそーん、て言うてる間にもう手術やで。でも言うてもな、色々考えるやん?「これどーすんの?」「頼むわ」「てゆーか何でなん」とかな・・・でも結局は、またテニスして、勝つことを夢見てまうねん。そしたらまたイケる気ぃしてきてな。もう大丈夫やと思うねん・・・

 

必ずしも、英語と日本語は一致していません。そして、ちょっと盛ったり端折ったりしてます?

このように、絵文字だけで物語が進行します。説明はしたいけど、深刻にもなり過ぎない、報道が過熱してファンが不安になっているのを、ユーモラスにおさめる、実際、随分とこのツイートで和みましたし、夢中になって解釈しようとしたのを覚えています。関西弁に自然と変換されたのはやさしい雰囲気が感じられると同時に、ポジティブなトーンになりやすいと思ったからかもしれません。その後、復帰をしたときに会見などで怪我の経緯を語るわけですが、答え合わせをしているような気分にもなりました。

日本生まれの絵文字、こんなに使いこなしてくれてなんだか嬉しくなります。お正月の門松?とか、こいのぼり?とか、日本人にしかわからなさそうな絵文字についても是非教えてあげたい・・・(笑)

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《番外編》 リンツチョコレートテイスティングセミナー

リンツ、と言えば、スイスのチョコレートブランド。スイス旅行のお土産ではよく登場するのではないでしょうか。私は日本で自分で買うときは、ちょっとしたご褒美感覚です。

今年6月に発表された、Forbesの2016年アスリートの収入ランキングでロジャーは4位。これは賞金、スポンサー料含む全体の収入のランキングですが、スポンサー収入だけに限ると、全アスリート中1位です。

 

その名だたるスポンサー企業のひとつがリンツ。私はリンツのCM、すごく好きです。例えばこれとか。一応演じていながらも、ロジャーの自然体なところがすごく出ていると思います。あ、演技が自然ってことにすればよいのだろうか。メルセデスさんしかりですが、日本でもCMオンエアしてくれないかしら・・・)

 

私にとっては、企業に興味を持つのもロジャー絡みであれば自然な流れ、ということで、(あイタタタ)超チョコツウの皆さまに囲まれて場違いにならないかしら・・・という不安は多少ありつつも、リンツのチョコレートテイスティングセミナーに行ってきました。引き続き番外編として、その様子をご紹介します。

 

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2016年7月24日@リンツショコラカフェ 自由が丘店

 

まだ午前中ということで人通りも車通りも少なく、写真を撮るには最適な時間、とはいえ日も高くなってきたころ、着いてすぐいただいたチョコレートドリンクが本当においしく、冷たさが染みる。

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以下が本日約2時間ほどのプログラム。

★チョコレートとリンツの歴史
★チョコレート製造工程の説明
★8種類のチョコレートテイスティング

 

3階に通され、明るい雰囲気のセミナールーム。壁には製造にかかわる要所要所がパネルで掲げられ、机の上には今日テイスティングするチョコレートのパッケージや資料が。この洗練されつつもあたたかみのある空間に、すでにわくわく。テイスティングが始まると、チョコレートは味わえば味わうほど結構おなかがいっぱいになるので、それまでにチョコレートドリンクは飲んでおいてくださいね、とのこと。ふむふむ。

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《チョコレートの歴史とリンツの発明》
チョコレート、砕いたカカオ豆に水を加えて飲んでいたころにさかのぼると、紀元前になる。やがて食べるようになってからも、要は、溶かして固めただけ、の状態だった。19世紀以降、いわゆる「板チョコ」がイギリスの会社で(へぇ~)初めて作られたころには、甘くはなったものの、まだざらざらしていた。それから、練って練ってあの口の中で溶けるような食感を生む、「コンチング法」を生み出したのがスイスのロドルフ・リンツ氏。(出た!)なんと、機械を止め忘れて一晩中稼働させて練ってしまい、その状態で翌朝食べてみたらめちゃめちゃおいしかった、というのがコンチング法発明のきっかけだそう。(へえ~)これがその機械の最初の形。

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《カカオ豆とバター》
さてカカオ豆。実になる確率は高くなく、年間を通して平均27℃以上の気温が必要。そのため、育つ範囲(カカオベルト)は赤道の南北緯度20度以内と狭い。

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生産国1位はガーナ?(イメージ)と思いきやダントツでお隣コートジボワール。(へえ~)下はカカオ豆の実際にかなり近い形の模型。

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チョコレートになる過程で、カカオからとれる天然のバターがカカオバター。これこそ、滑らかな口どけの秘密。パンに塗るバターのように、熱するとさっと形なく溶けてしまうものではなく、口の中で徐々にすがたをなくしていく。チョコレートの値段は、この天然のカカオバターを使うのか、他の脂分を混ぜるのか、で変わる。(へえ~)

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《カロリー問題》
ダークチョコレートの種類で、パーセンテージはカカオの分量。(それ以外は糖分)その%が上がるほど、カロリー(熱量)も上がっていく。カカオの分量が下がり、そこに粉ミルクが加わるのがミルクチョコやホワイトチョコで、結局太りやすいのは脂肪に変わりやすいミルクが入ったそっちのほうなのだとか。(ふむふむなんとなくイメージどおり)でも、どれが太るとかよりも、美味しいと思うものを食べてくださいね、とフォローされ(笑)、素直に従うことにする。

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《いざ、本番!》
お待ちかねのテイスティングタイム。紅茶でひとつひとつ味をリセットしながらの贅沢な時間。ダークチョコの種類をこれだけゆっくりと、カカオの%を意識して食べたのは初めて。5%の違いで、酸味が残るもの、最初から来るもの、ドライフルーツのような豆の甘みを感じるもの、と進み、99%になると、さすがに口どけも遅く、苦みもしっかりしている。でも銀座店では99%が昨年の売り上げ1位とのこと。(ツウのみなさま!)それからダークチョコにフレーバーが入ったものからミルクチョコ、ホワイトチョコまで全8種類。こんなコーヒーと合う、とか、99%はバニラアイスの上におろし金でおろすと美味しい、とか、いろいろな楽しみ方を教えていただいた。満腹。

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とてもとても盛りだくさんで、頭もお腹も心もいっぱいの2時間でした。学校の授業でもそうですが、先生(スピーカー)が、そのものをすごく好きで伝えようとしているんだな、とわかると、俄然入ってきますよね。今まで、単純に甘いミルクチョコを選びがちだったのですが、ダークチョコのカカオの味わいがとても深くて、そちらにハマりそうな予感。(遅い)冷蔵庫に、引き出しに、あるとわかっているだけで嬉しいチョコレート、何をストックするか、今後はさらに楽しく選べそうです。

ロジャーのように、リンドールをバック一杯に詰めてどや顔をするのは夢として、99%とお抹茶の「苦✖苦」の組み合わせを楽しめるような粋でツウなLindtererになることからですね。と、微妙に(無理やり)ロジャーに戻ったところで、番外編レポート終わります。

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最後に、いただいたお土産はこちらでした。(マカロンはひとりひとつです)

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《番外編》 スイス旅行~街の観光(後編)

番外編が続きます。2015年9月、デビスカップの期間に合わせ、スイスへ飛びました。初スイスでした。テニスの試合以外の、観光の部分を写真で紹介しています。前編はこちら。 


2015年9月17日~23日@スイス

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3日間のテニス観戦が終了し、日程も残り少なくなってきました。

 

バーゼル
終日フリーはこの日が初めて。最終目的地はチューリッヒだけど、その前に寄るところがある。列車の中で、車内アナウンスがフランス語からドイツ語に変わる。目指すのは、ロジャーの故郷、バーゼル。駅に降りて、プラットホームの駅名表示を見ただけでもう感動している。

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外に出ると、路面電車が入り乱れ、一瞬、どこを歩いていいか迷う。着いてからずっと週末だったからか、初めて平日の、皆が仕事をしている雰囲気を感じる。歩いているとUBS銀行のビル前に「ハンマリング・マン」の巨大なモニュメントが。驚いた。少し脇にそれると、緑に囲まれた遊歩道のベンチには、ランチをするビジネスマン、社内恋愛っぽいカップルなど。そして、ライン川に抜ける。対岸に渡し船が出ている。

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今回の旅では恒例となった、とりあえず大聖堂を目指して旧市街へ、のパターンはここでも。今回は初めて大聖堂の内部にも少し入る。高台の見晴らしもよい。大聖堂前には広場があって、緑の木々の下、遠足と思われる子どもたちの集団や、思い思いに過ごす人々が。

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歩いていると、あちらこちらに美術館や博物館、しかし、月曜日なので、ほぼ全館閉まっているのであった。(そういうの多いな)ランチはガイドブックにも載っているレストランへ。皆同じようにたどり着いたのか、日本人のお客さんを結構見かけた。

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レストランの場所がショッピングストリートに面していたのでそのまま買い物へ。おもちゃ屋さん、雑貨屋さん、スーパーで、結局ほとんどのお土産をここで揃えた。もちろんリンツも。途中にあった小ぶりな噴水でペットボトルに水を汲む子どもたちがいる。(え?それ飲めるの??)一番たくさん買い物をした雑貨屋さんは、ひとつひとつの商品をとても丁寧に包んでくれた。(またもや親近感)しかし丁寧すぎて結構時間がかかる。地元の方に、バスの時間があるから先にレジいいかしら?と声をかけられた。(その時間の感覚にまた親近感)歩道にロジャーの名前も見つけた。

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さて、名残惜しいけれど本日の宿があるチューリッヒに移動しなければ。駅ではテニスのバーゼル大会の宣伝パネルを見たけれど・・・うーん、出場しない人もでかでかと写ってますが・・・(それいいの?)

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チューリッヒ
チューリッヒでは、街中ではなく、ちょっと趣向を変えてケーブルカーを使うような山の中のホテルを予約していた。そのため、チェックインの前に食事をすることに。ここからのレストラン探しが試練だった。石畳の道で、スーツケースを引きずるのはなかなかつらい。私は帰国してもしばらく、手首に腱鞘炎のような痛みが残ってしまった。やっとガイドブックを頼りにたどり着いたお店は満席。はあ、脱力。隣の、ちょっとカジュアルなお店に落ち着く。旅はやっぱり食事場所が重要だ。ここまででお気づきのとおり、今回はテニス以外の下調べがおろそかで、最後のディナーがこんな感じになってしまい、とても反省。さすがに歩くのに必死で、このくだりの写真が残っていない。途中で見つけたリンツの大きな広告を貼っておこう。

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ホテルに着いた頃には、そろそろ日付も変わろうとしていたのではないだろうか。さすがのぼってきただけあり、夜景がきれいで、疲れも少し癒された。一夜明け、朝も同じように見晴らしが抜群だった。

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最終日。今日はもう出発するだけなので、チューリッヒの観光をする時間はない。その代わり、朝食後ホテルの周りを散策することにした。緑の山道を少しのぼると、ケーブルカーが通過するのが見える。鉄道ファンよろしく、シャッターチャンスを待つ。朝の新鮮な空気を吸い、短いハイキング、気持ちのよいお散歩だった。

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ホテルに戻ってくると、地元の方と思われる老夫婦に話しかけられる。このホテルはそろそろ改装するのだそうだ。最後の姿を見られたかもしれない。ほとんど滞在時間がなかったので、今度はもう少しゆっくり訪れたい。

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ケーブルカーに乗って街の方に戻る。このケーブルカー、乗り場からすでに急こう配で、待つ間も踏ん張ってないとよろよろするほど。あ、乗客の中にコープのショッピングバッグをもったご婦人が。なぜそれに着目するかというと、ロジャーがプラクティスに持ってきてひとしきり話題になったので(笑)思わず写真を撮る。

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駅から空港へと確実に出発が近づいている。とても名残惜しい。旅行の最終日はいつも帰りたくないけれど、今回の旅は、初、ロジャー生観戦という何物にも代えがたい経験と、時間が圧倒的に足りない観光、というふたつが共存していて、大満足だけどまだまだ足りない、という気持ちだった。今度は観光だけで、絶対に戻ってこようと思いながら、デ杯の記事や写真が載っている新聞を胸に、飛行機に乗った。(完)

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観光したというよりは、ひととおり街を見てきた、と言った方が正しいかもしれません。施設が閉まっていたとか、食事の場所をさまよい歩いたとか、そんなことが多いレポートでした(汗)試合日程により、この曜日を避ける、という選択肢があまりなかったのです。などと言い訳をしつつ、また行かなくちゃ、という決意の後押しにしています。

最後に、一緒に行ってくれたお二人へ、もしここを見てくれていたら、観光場所の選択も行く前から誘導してしまった気がしますし、現地では色々と旅にありがちなミスもおかしましたが、本当にありがとうございました。

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《番外編》 スイス旅行~街の観光(前編)

「スイスに行ってきました」というと、氷河特急とか?マッターホルンとか?という質問もそれほどされたわけではないですが(え)普通はそういうことですよね。ですが今回はメイン→テニス観戦でしたので・・・ 

 

 

 

合間合間に(かろうじて)訪れた街の様子を、前・後編に分けて写真とともに綴ります。番外編は続くよ・・・

 

2015年9月17日~23日@スイス

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ジュネーブ
デ杯の会場palexpoは、ジュネーブ空港駅と直結。ジュネーブ駅から空港駅までは10分弱の乗車。この往復が、観戦3日目になるころにはおなじみとなり、こんな光景にも遭遇。デ杯ならでは。

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ホテルから歩いてすぐのところにローヌ川レマン湖モンブラン橋が旧市街と駅側の中心街を結ぶ。大噴水が吹き上がるのを見ながら橋を渡るとそこは旧市街。ブランド店が立ち並び、なるほど歩いている人もセレブ感ただよう。

 

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坂の多い横浜育ちで慣れっこではあるものの、石畳の急こう配はなかなかのもの。こっちは何だろう?と気ままに道をそれると、坂の途中に(隠れ家的?)レストランや、片隅にはロボットみたいなかわいい消火栓。

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のぼりきったか、と思ったところでサン・ピエール大聖堂の屋根がお目見えする。その大聖堂からすぐのところにたまたま見つけたかわいいクレープ屋さん。今日のディナーはここで決まり。外観だけでなく、クレープもかわいい。色もきれい。

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別の日の午前中、お子さまが喜びそうな観光列車に。モンブラン橋を渡ってイギリス公園の周りをぐるっと廻る。噴水や大聖堂も違った角度から。

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レマン湖/ラヴォ―地区》
デ杯期間中はジュネーブ側に滞在だったので、レマン湖沿いの街へ行くか、湖をクルーズしようと事前に計画していた。時間とも相談し、行き先はワイン畑の広がるラヴォ―地区に決定。湖沿いに列車は走り、1時間ほどでヴヴェイ駅に到着。そこから、ワイン列車とも呼ばれるローカル路線で最終目的地、Chexbres-Village駅へ。

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それにしてもこの路線、最初の駅までは歩いてもいけそうだぞ、という距離で速攻停まるのにびっくり。え?もう?なんて思っているうちに、景色がそれらしくなってくる。

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駅を降りるとまず、駅かわいい。(ワイン列車は普通の車両で、写真中の汽車ぽっぽではないです・・・念のため)例によってテニスの試合までの時間しか許されていないので、駅周辺を散策するにとどめる。葡萄農家かな?と思われる家並みを抜けると一面のブドウ畑。青空と緑のコントラストが本当に美しかった。いいお天気。

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湖沿いの街、次回はモントルーまで足を延ばしたいな。できればモントルーのジャズフェスのときに。

 

ローザンヌ》 
ローザンヌと言えば、タイムリーな話題では、IOC国際オリンピック委員会本部)がある場所、駅舎にも五輪のマークが。でも私たちにとっては、何と言ってもスタンの故郷。本当はもっと長く訪れたかったのだけど、スケジュール的に試合後のディナーだけになる。

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駅に着くと、そろそろ日も暮れはじめ、急ぎ大聖堂の方面へ、旧市街に入る。ここでも石畳の急こう配。今回の旅一番の急坂。これは足腰が相当鍛えられるね、雪降ったら歩けるのかな、と、ひ弱な都会人的見解などこぼしつつ。

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のぼってのぼって、いったん視界が開けたところで目にしたのは、サン・フランソワ広場と教会。ひっそりとした佇まいだわ、などと思っていたのだけど、それもそのはず、今日は日曜日、しかも日の暮れそうな時間、となれば、この広場から続くショッピングストリートのお店も、ほぼ全部閉まっているのだ。人通りが、ない。ショッピングストリートは、ウィンドウディスプレイだけで魅かれるお店が軒を連ねている。でも、暗い。ちなみに、引き続きのぼっている。

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また視界が開けたところで左に目をやると、現れた大聖堂。車やバスが慌ただしく行き過ぎる背景に、ゴシック建築が映える。暮れていく街。

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それからまた少しのぼりくだりして、本日のディナー場所が決まる。たまたま行きついたカフェバーは、live musicをやっている日もあるらしい。今日で終わってしまったテニス観戦を、それぞれ撮った写真とともに振り返りながらの、楽しくて名残惜しい食事だった。

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夕食後、すっかり暮れて、駅へ戻る。坂を下るのはすごく早く感じたのは気のせいだろうか。さて、テニス観戦も終わり、明日はジュネーブを発つ。(後編に続く・・・)

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