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by gones~ロジャー・フェデラーの言葉

"by gones" = 「前向きに!」 テニスプレーヤー、ロジャー・フェデラー語録。完全なるファン目線です。

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something fun~ 2016.9.5 ATPインタビュー その6

前回、前々回は、休むという決断をするまでの話でしたので、ちょっと重く、切ないパートでした。 

 今回はこのブログのタイトルでもある「前向きな」言葉、そしてテニス愛という、ロジャーの魅力を語る上で欠かせない要素がたっぷりです。

 

 

全6回に分けられた動画のうち、Part6からの抜粋、0:46から1:56頃まで。質問部分はこの動画にはないので、ここから↓

Roger Federer reflects | More Videos | Video and Photos | 2016 US Open Official Site - A USTA Event

  

試合から遠ざかっていますが、そのことで、テニスが大好きだということを再確認していますか?

 

Yes, very much so. I mean I think I'm just in a good place and I'm very much in peace, If I play or don't play, I'm very happy. Now all of a sudden I didn't play again for 9 days, so I have better start playing again. It's just at least for the shoulder and stuff. Then when I go hit for at the moment 20 minutes, 30 minutes. I'm just happy I'm playing. I'm having smile on my face. And I'll always play. Okay, at some point I will retire and I won't play on the tour anymore, but I'll always play for fun with my friends, doubles, singles, practice, down the road, so it will never go away for me. So I don't think I needed a realty check with an injury to really figure it out, but yes absolutely I'm still very motivated to go into the gym. I can't wait for my knee to be healed again completely and to return to the tour 2017. And yeah, I don't struggle with any motivational issues, you know that I'm going through tougher time. I look at these tougher times something super interesting and almost in some ways something fun that I have not actually gone through in my career and my life before, so let's try to figure this out and make the most of it. That's my approach to the situation today.

 

それはそうだね。というよりまず、僕は今とても穏やかで、落ち着いている状態なんだ。だからテニスをしていようがいまいが、すごく幸せだよ。ちょうど9日間ぐらい、急にまたラケットを振っていない日々が続いているから、ともかく肩なんかのためにも、そろそろ打ち始めたほうがいいだろうね。現状、打つときは20分~30分くらいやるんだけど、プレーしているだけで嬉しいし、笑顔になってしまうんだ。それに僕はこれからもテニスはずっと続ける。どこかの時点で引退をして、ツアーで戦うことはなくなるだろう。でも、友人と楽しみでダブルスやシングルスをプレーしたり、練習をしたりすることは今後もあるし、完全にテニスから離れることはない。だからテニスへの愛情は、怪我をして再確認するまでもなくわかっているよ。もちろん今もジムに行く気力は十分だし、膝が完治して、2017年にツアーに戻るのが待ちきれないでいる。だから、モチベーションに関しての悩みはないね。今は厳しい時期だけど、そういうときこそ、とても好奇心がわくし、ある意味楽しめると思っているんだ。だって今までのプロ生活でも、人生においても、経験のないことが起きているんだからね。それなら、この状況を乗り越えようじゃないか、そしてこの機会を最大限有効に使おう、僕は現状をこのように捉えているよ。

 

"fun"、いただきました。(笑)ロジャーは試合のときも、競った試合であればあるほど、今日は"fun match"だった、と振り返ります。ファンはそのハラハラな展開に、心臓がいくつあっても足りない状態だというのに。でも最近ではその状態に突入すると、これはあとで確実に"fun match"言いよるな、と予測できるようになりましたけどね。(笑)

引退してもテニス自体をやめることはないと、前に紹介した2015年のインタビューでも言っていましたね。 

 

試合のシーソーゲームがfunなのはまだわかるとして、キャリアにおける最大の怪我をし、長期休養をしている時期をfunと表現できる人はまあいないと思います。初めての経験ってワクワクするでしょ、と素直な思考で前に進む。もちろん、試合に出れないことも、手術を受けることも、最初は悲しかったのだと思います。でも、いったん受け入れたらこうなる。これが、唯一無二の、何度でも驚かされる、ロジャーの最大の強みではないでしょうか。そして20分でも打っていると笑顔になってしまうその表情、容易に想像がつきます。

 

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