L'illustréインタビュー 2016.11.9 その1
少し前のインタビューなのですが、今の状況をある程度知ることができるので、ご紹介したいと思います。インタビュー自体は、ナダルさんのアカデミーに行ったときのもののようなので、10月19日頃に話していることになります。スイス、ローザンヌの雑誌のインタビューで、フランス語なので、いったんネット上の機械翻訳で英語にしたものを訳しています。よって、正確さはあまり信頼しないでくださいね。そういった事情もあり、今回原文は載せません。
今回は、例の(て)夏の山登りについて詳しく話している部分です。
1月のホップマンカップで復帰となりますが、”偉大なフェデラー”復活となりますか?
綿密な計画に沿って進んでいるよ。フィジカルのトレーニングに関しては、すでに100%の状態でできていることもある。テニスに関しては、膝が耐えうるかによって、徐々に強度を増していってるところだよ。
アッペンツェルアルプスのハイキングでは、膝は大丈夫だったわけですよね。
そうだね。父のアイデアで登ることになったんだ。「よし、ゴンドラに乗って、それから登っていこうよ」という感じでね。父はその時は帰りの道のりもすいすい戻れるものだと思っていた。それで僕らは下山するわけだけど、結局6時間半の探検旅行、僕の膝には、厳しいテストになったよ。その日から、僕はよくなっていると実感できた。膝がこれを乗り越えられたら、他のことも行けるだろうという確信があったんだ。その日の終わりには、皆くたくた。でも次の日、両親、ミルカ、娘たちは歩くのに痛みが残っていたんだけど、僕のコンディションはよかったんだ。
家族と一緒に登山していて、人が集まってきませんでしたか?
娘たちは午前中学校だったから、僕らがEbenalp(エーベンアップ)に着いたのは昼の2時半、他の登山者に逆行して行くような形になった。午後4時ごろ休憩場所に着いて、食事できるテーブルがあればいいなと思った。ほぼ満杯だったけど、何とか場所を見つけたよ。アコーディオンを弾いている人がいて、すごくよかった。それから山間の湖を下っていって、父が友人に会ったりしてね、すごくシンプルなものさ。写真を頼まれたりもしたけど、応じることもあれば、たまには「ちょっと静かに過ごしたいから」と説明すると、皆すごくよく理解してくれたよ。
(以上の写真はロジャーのFB、Twitterより)
どこへでも行けるというのは自由で、貴重なことでしょう?
そうだね。でも僕は人々に気づかれることに対して、特に不満はないよ。それもテニス選手としての仕事の一部だから。
登山家:ロジャー・フェデラーさんについてはここでも少し書きましたが、
いやいや、単なるレジャーじゃないですぜ。(そんなこと知ってる)ということを改めてお知らせいただいたというか。写真であまりにもいい笑顔を見せてくれるので、家族といい時間を過ごせてよかったねえ、以上、となりがちなのですが、当然リハビリの一環ですし、ここで「へへん、俺だけへっちゃら~筋肉痛も来てない~(^^♪」となったことで、(そんな言い方はしてない)回復への確信が持てたわけですね。
娘ちゃんたちが午前中学校で、とか、ロバートパパの好奇心旺盛な様子など、細かい情報が知れてよかったです。それにしても三世代で構成されたフェデラー探検隊、きっと6時間半の行程の最後には疲れ果てて多少無口にもなっただろうけれども、基本的にはにぎやかで、わくわくいっぱいの道中だったんでしょうね。隊長が一番はしゃいでいたことでしょう。いや、隊長はミルカ様か・・・(笑)